調布市議会議員 内藤 美貴子事務所、内藤みき子、公明党
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活動レポート

活動レポート

改革の痛みに配慮必要・高齢者医療の負担軽減を
[2007-09-20]

高齢者医療の負担軽減を 自公の政権協議で議論 地方間の財政格差是正も 記者会見で北側幹事長 記者会見で見解を述べる北側幹事長 公明党の北側一雄幹事長は19日午前、国会内で記者会見し、自民党総裁選を受けた自公の連立政権協議や、インド洋における海上自衛隊の補給活動などについて、大要、次のような見解を述べた。
一、(自公連立政権協議について)25日の衆参両院本会議で首班指名が行われる。
その前提として、自民、公明両党の間で新たな政権合意を交わす必要があると考えている。
 一、(政権協議に臨む公明党の基本姿勢について)経済成長と財政の健全化を重視した小泉―安倍両内閣の改革路線は維持しなければならない。
一方で、(改革路線の中で)都市と地方の格差や若者の所得格差など歪みが生じたことも明らかだ。
また、増大する社会保障費用をどう負担していくのかという大きなテーマがあり、負担増は避けて通れなかったが、弱者や庶民に「痛み」を与えてしまったことについて、配慮が不足していたのではないかと反省せざるを得ない。
 参院選の敗因も、改革路線を前に進めていくことによって生じた「歪み」や「痛み」に対して、政治が同じ目線で(庶民の)苦労を感じて対策をしっかり取ってこなかったのではないか、有権者は「(政権は痛みが)分かっていない」と感じたのではないか、と総括している。
小泉―安倍内閣の改革路線は維持するが、修正していくべきところはある。
そこを政権協議で具体化できればいいと思っている。
 一、(来年4月から70〜74歳の自己負担割合が現行1割から2割へ引き上げられるとともに、後期高齢者医療制度の創設で75歳以上の高齢者から保険料を徴収することについて)高齢者の医療費負担問題は、ぜひ負担を軽減する方向での見直しをしたいと考えている。
 一、(高齢者の負担軽減策と社会保障関係費の抑制方針との整合性について)新しい総理が生まれるのだから、場合によっては、(来年度予算編成の基本指針である)「骨太の方針」の中身そのものについて一部修正することも当然、議論していい。
 一、(2011年度に国・地方を合わせた基礎的財政収支=プライマリーバランス=を黒字化させる政府目標について)黒字化を錦の御旗のごとく掲げていないといけないのか。
2012年(度)であったらいけないのか。
大事なことは財政再建の道筋をきちんと示していくことだ。
歳出削減努力をやっていく前提のもとで、例えば、高齢者医療の問題に関する考え方で、一部修正をしないといけない側面があるならば議論していい。
 一、(法人住民税と法人事業税の法人2税に関する税源偏在の是正について)大企業は分社化・子会社化しており、本社機能が集中している東京に法人税が落ち、(子会社がある)地方に法人税が落ちない構造になっている。
法人2税が財政力の弱い地方にいくような形で制度的な見直しができないのか、(地方交付税の配分基準とともに)年末の税制改正でも、ぜひ議論させてもらいたい。
地方団体間の財政力格差の是正に資するような制度の見直し、税制改正も(政権協議の)大きなテーマにしたい。
 一、(所得格差問題などについて)所得再分配機能が弱くなっている。
機能を強めていくような所得課税の見直しも議論しなくてはならない。
税だけでなく、労働法制を見直すことによって、正規雇用者と非正規雇用者の(所得)格差をできるだけなくしていけるような対応も重要だ。
政権協議で一定の合意形成ができればいいと思う。
海自の補給活動 民主、国際評価受け止めよ  一、(国連安全保障理事会決議案に海上自衛隊によるインド洋での給油活動への「謝意」が明記されたことについて)国際社会から高く評価され、さらに継続してもらいたいという要請があることを裏付ける事柄ではないか。
民主党も国際社会の要請を受け止めて党内で真摯な議論をしてもらいたい。
この国会でできれば補給活動が継続できるようにさせていただきたい。
 一、(衆院の解散・総選挙の時期について)参院選で示された民意に対して、政府・与党が敏感に反応できるかどうか、実行できるかどうかが問われている。
その結果を示して、その上で解散・総選挙になっても遅くはないのではないかと思っている。
公明新聞:2007年9月20日




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